
河津桜の帰り道「伊豆 村の駅」に寄って来ました!
伊豆に行くと必ず立ち寄るのですが、「顔の見える野菜」がとっても安くて豊富なんです。旬を感じる売り場なんですよぉ。

これは「プチェヴェール」とうい比較的新顔の野菜。
最近近所のスーパーでもよく見かけるのですが、実は20年前に商品開発されたそうです。またまた手と比較してみました。
たまたま値段つけながら陳列作業をしていた生産者「木内久見」さんがいらしたので、少しお話を聞いてみました~
木内さんによると、
この野菜は「ケール」(青汁でおなじみの)と「芽キャベツ」をかけあわせて出来た野菜で、浜松のとある試験場で開発されたそうです。(農業経験の無い頭の良い人たちが研究に研究を重ねたそうです)
20年前に出来たのだが、種を一般には売らず、苗として浜松の試験場が売っているので、なかなか普及しないとのこと。
あと、肥料がたくさん要るそうです。鶏糞・牡蠣の殻・おからetc・・・私が聞いただけでも7~8種類使っていました。(全部覚え切れなかった)
肥料もかかり、生育期間も長く、すぐに花が咲いたように開いてしまうので、出荷するには大変な苦労があるんですって。
それでもって、原価が・・・苗が小さい苗で100円それを大きくしてから畑に植えて、出荷の時に根を切り洗ってもらうパートの方に20円(一袋分)、そして袋代が5円と、細かく教えてくれたような・・ぼやかれたような・・・
木内さんは結構長くこの栽培をしているので、「俺のが一番!」と大変自信を持っていらっしゃいました

最近ではケールより苦味が押さえられるので、大手青汁メーカーも、ケールからプチェヴェールに原材料を切り替えているんですって。
あまりに話が長かったので、フェードアウトするように消えてしまった私をお許しください!木内さん

でも詳しいお話を聞かせてもらえて感謝です!
村の駅に寄ったら「木内さんの野菜」探してみてくださいね♪
説明が長くなりましてが、さて料理法です。
ブロッコリーと大体同じ食べ方が出来ます。
ゆでるならさっと1分程度。
付け合せや温サラダ、炒め物などに使えます。
木内さんのおすすめは「天ぷら」でした。
芽キャベツに近い「ほろ苦さ」が特徴のプチェヴェール。
栄養価も高いので是非お試しあれ


最後にこちらは村の駅の看板娘?「伊豆海(いずみ)ちゃん」です

とっても人懐っこく、写真を撮ろうと構えると、分かるのか?顔をこちらに向けてくれるのです。